アメリカントラックの代表!!

アメリカのトレーラーヘッド、ホワイト・フレイトライナーを1/24スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。

実車について

蒸気自動車の時代からさまざまなカテゴリーの車両を作り続けたホワイト・モーター・カンパニーは第一次大戦終了後、自動車の生産からトラックの製造へと転換。第二次世界大戦後には大型トラックのみの生産メーカーとなり、多くのトラックメーカーを買収していきました。一方、1930年にトラックの生産を始めたのが、コンソリデーテッド・フレイトウェイズでフレイトライナーのブランドでトラトラックを製造していました。その中で、1951年にはフレイトライナーの販売をホワイト・モーター・カンパニーが担当することになり、ホワイト・フレイトライナーが誕生。その後、四半世紀にわたってホワイト・モーター・カンパニーとフレイトライナーの協力関係は続き、各モデルは全米で高い評価を集めるとともに、大陸横断ハイウェイなどを中心に、その姿が多く見られることになったのです。キャブオーバータイプやボンネットタイプなど、さらに、各種サイズなどのラインアップを揃え、アメリカを代表するトラックとなっています。FLC12064Tは475馬力を発生するカミンズ・ディーゼルエンジンに13速フラー・ロードレンジャートランスミッションを組み合わせたタイプです。

モデルについて

アメリカン大型トラックの代表的車種、ホワイト・フレイトライナーのFLCシリーズの1台を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。キットはFLC12064Tタイプをモデル化しています。アメリカントラックならではのボンネットに大型のスリーパーキャブを装備したダイナミックなスタイルをパーツ点数約270点、仕上がり全長32.5cmの大型モデルで再現しています。シャシーフレームは実車のメカニズムを正確に表現するメインフレームに、後輪2軸のアクスル、サスペンションなどまでモデル化。フロントボンネットの下には直列6気筒のディーゼルエンジンを補器類まで詳細に再現しています。タイヤは中空でリアリティも十分。燃料タンクや排気管、ホイールなど、メッキパーツも豊富です。スリーパーキャブ付きのキャビンもインテリアはシートやベッドなどに至るまでモデル化され、居住性の良さも伝わる仕上がりが楽しめます。車体後部の連結カプラーなども詳細に再現されていますから、イタレリのシリーズに多数ラインアップされている各種トレーラーと一緒にディスプレイを楽しむのもよいでしょう。