Pimu Factory
レニークラヴィッツが流れるその工房は名古屋駅から徒歩12分ぐらいの中心地に構える。
そこは約6畳弱の小さな工房ながら、所狭しとあらゆる物が置いてある。革細工に必要
な道具や材料はもちろん、フィギアやバイクヘルメット、ウィスキー、決して散らかっ
ているわけではない。そこは近藤氏の頭の中だという。常に好きな物に囲まれ、常に
好きな物を目にして、そこから色々なアイデアが湧いてくる。まさにPimu Factoryのブ
レインなのだ。
Pimu Factory 代表 近藤雅士氏 革小物、オーダーを手がける。17歳に自分の財布を作って
みたい欲望に駆られこの世界に飛び込む。25歳で革職人として独立をする計画をし、
その間に必要な技術、人間形成までもを考え、革関連だけに留まらず、あらゆる職業を
計画的に10社以上経験してきた異色の革職人である。すべては革職人で独り立ちする
ためだった。その綿密さは彼が作る作品にも伺える。
ただ作るだけではつまらない
近藤氏は作品を作る時のポイントとして使う人を想像しながら色、デザイン、革を選
んでいくという。例えば、オーダー品に関してはカウンセリングに近いよう
なやり取りを行い、使う方の今の心情、置かれている立場などを表現し、その作品と共
にこれからの未来を作っていく、育っていく、共に歩んでいくというストーリーをこめ
た作り方をしている。
作り手としてただ、その形を作り上げているだけではつまらない。お金を払って頂、
そのお金の価値の作品を作るのは当たり前だ。その中に使う側の状況や心情を汲み取り
自分の知識や技術、そして想いを表現していきたい。使う人の日常と未来をイメージし
て作り上げているのだ。
革への拘り
Pimu Factoryで使用する革は基本タンニンなめしの物で産地はイタリアと日本の物に
こだわっている。最初はアメリカンスタイルから入った。しかし、徐々にアメリカン
スタイルから、ヨーロッパデザイン、自分が求めている質や種類の革を追求いていったら
ヨーロッパの革、特にイタリアの革にたどり着いたと言う。薄くて丈夫な革を作る
のがイタリア。そこには数百年以上の歴史と卓越した職人技がしっかりと宿っている。
革の特性を知ってより楽しむ
革にはナメシという欠かせない製造過程がある。ナメシとはスキンからレザーにする加工で簡単に
言うと革を腐らなくし、加工しやすくする工程である。大昔、原始の時代は革を口で噛んで唾液で菌
を殺菌し、ナメシていたという。
一般的にナメシには2つの種類がある。クロームなめしとタンニンなめしだ。
クロームなめしはクロームという金属を使った科学染料でのナメシで、工程が短時間、同一品
質の大量生産に用いる。同一量産が条件のブランド物や既製品に多く使われ、どちらかと言うと、
素材に左右されにくく均一にきれいに仕上がり低コストで作れる。革としては製品が出来上がったその
時が頂点で後は劣化をしていく。
タンニンなめしは天然のしぶを使った自然染料ナメシで工程が時間がかかり、一度に大量には
出来ない。革の素材そのものを反映した仕上がりで、悪い革はそのまま出てしまうため、良い質の革
しか使えない。そのためコストは高くなる。もちろん同じ物は1つとしてないため、均一、同一の物
を望む生産品には向かず、手作りのものに採用することが多い。革としては製品が出来上がったその
時から使い方や手入れによっては寿命を延ばすことが出来き、変化していけれる。いわゆる、経年変
化を楽しめるのだ。
意外と知られてないナメシの違いを知ることによって革の特性がわかる。そして、より革を楽しむ
ことが出来るのだ。
革というスパイスで人生に変化を
近藤氏は言う。ライフスタイルにおいて革小物は必要不可欠なものではない。しかし、スパイスにはなる。
いつもと違う、普段使わない、デザイン、色、物を使うことによって必ずそこから派生する物事がある。
「あっ!なにそれ!」「どこで買ったの?」「かっこいいね!」「それ、かわいい」「見せて!」「へ~!」
など、普段と違うからこそ、そこに気づく人がいる。普段と変わらなければ、そこに何も起きない。
だから、普段と少し違う物を取り入れることが大切で、ファッションならそれが「オシャレ」と言うことではないかと
思う。しかし、人はいきなり大きくは変化できないし、変えたくない。でも、革小物ならそれを遊び感覚で出来る。
確かに、自分に合わない、似合わないこそが普段の自分から少し変わることであって、それが次第に
自分に馴染んで普通になっていくのだ。そして、また新たな何かを探し始める。その繰り返しだ。
安定を望み変化を求めなければ朽ちていくだけ。人は進化したいなら変化が必要なのだ。
そう、Pimu Factoryは革を使って私たちの人生に変化のきっかけを与えてくれる、想いをのせた
革の作品製作をする工房なのだ。
有名アーチストも
Pimu Factory の工房には国内外の有名ミュージシャンのサインや雑誌掲載記事内の写真のが飾られている。
ダグ・アルドリッチ(元ホワイトスネイクのギタリスト) フランプールVo.山村隆太 葛城ユキ(代表曲:ボヘミアン)
後援会のご依頼によりブレスレット製作。その他にも名立たる有名ミュージシャンがPimu Factoryの作品を所持している
ようである。
名刺入れ素材、そのストーリーについて
名刺入れはブルガノ(イタリアンWショルダー)という革を使用している。
ブルガノの特徴はオイルがたっぷりしみこませてあるため、使うにつれて、どんどん味が出てくる。
傷がついてもその傷が完全に消えるわけではないが、埋まって目立ちにくくなる。非常にタフで強い。
エイジング(経年変化)の過程がわかりやすい素材だ。
その革の特徴と照らし合わせ、名刺入れに採用した。
名刺入れは仕事で使う。商品も自分も最初は新品ぴかぴか。
色んな所で痛めつけられ、傷ついて、でもそれに負けることなく、それが自分の中に蓄積されて良い味になっていき
成長していく。まさにその名刺入れと一緒に歩んで行けるストーリーがあるのだ。
カラー: ボルドー ブラック ネイビー オリーブ
オイルがたっぷりしみこまれたブルガノレザーを使用しているため基本お手入れは必要ありません。
濡れた場合は、乾いたタオル等で水気をとり、日陰で自然乾燥してください。植物タンニンなめしの本革なので、ご使用と共に徐々にエイジング(経年変化)も楽しめます。
あなたと共によい味が出てきます!
クリスマス メンズ 小銭入れ コインケース 財布 名刺入れ ビジネス カードケース 日本製 Pimu Factory製作 パスケース 名刺ケース イタリアンレザーブルガノ革製 本革 植物タンニンなめしを使用 余計な物は持ち歩きたくない まさに、男のこだわり 男性 彼氏 旦那様のプレゼント 父の日 誕生日プレゼント クリスマス プレゼント 昇進祝い 転職祝い 就職祝い 卒業祝い にも
664 入札履歴
終了
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