この商品は 古武術 親骨入り手慣らし鉄扇 弐 中 軍扇型
ポイント レプリカ・演武用・鍛練用にいかがですか?
【大変ご好評をいただいております】
美と頑健性の高い一品です。長きに渡りご利用いただけます。
シリーズの中型になります。柄紐のカラーは全部で9種類ご用意いたしました。親骨部は、弊社が過去に特注品(形状)としてオーダーした希少な素材を用いており、数に限りがございます。
ショップからのメッセージ 店長のモザイと申します。当店の商品は、職人が40年以上培われた技術でお作りしております。硬質なSUS304材ステンレス製を扱っているため、幾重にもご利用いただけるお品です。贈り物用としてもお勧め致します。古武術の大家、武備舎 岩井虎伯先生のご著書「秘武器の全てが分かる本」より掲載のお許しをいただき抜粋を致しました。
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実際に鉄扇術として用いる場合、攻防を兼ね備えた武器としてみると「手慣らし」型の総鉄扇の方が優れており、打撃力に絶大な威力を秘め、白刃や棒と渡り合っても壊れることもない。・鉄扇術の技法 鉄扇術とはその名の通り、鉄扇を用いての武器術である。その技法は多分に護身術的な要素が濃い技術で構成されている(その技法のほとんどは敵を殺傷せずに捕らえる柔術的な要素が含まれている。<P176参照>
鉄扇術の型(気楽流)
・一本目「抜付け」の型は敵が間合いを詰め、我の太股に居合腰から切り込んできたのを体捌きと同時に鉄扇で受け、間髪をいれずに敵の拳を鉄扇で打って刀を落とし、トドメの打ちを前頭部に極める技法で構成されている。
・二本目「切込み」の型は敵が上段に刀を構え間合いを詰め、真っ向に切り込んでくるのを体捌きで躱すと同時に左手で柄中を捕り、一気に寄身し前頭部を鉄扇で打って極める技法で構成されている。この二本の型は敵の攻撃をしてくる刀を見切り、わが身を安全な場所に移動させる体捌きと、寄身の運足を身に付けるための型である。・三本目「目付け」の型は敵が中段に構え間合いを詰め、切り込んでくる瞬間に敵の右脇に入身し刀を躱して擦り抜け、我は先に振り向き、敵が振り向いて切り込む瞬間に一気に踏み込んで左手で柄中(または右手首)を抑えつかむ。同時に鉄扇で眉間を突き、取り押さえる技法で構成されている(型では眉間を鉄扇で突いて極めたところで終了するが、口伝ではその後に刀を取り上げる逆捕りが伝えられる)。・四本目「目付け・裏」の型は敵が上段に刀を構え間合いを詰め、真っ向に切り込んでくるのを体捌きで躱し、鉄扇で鐔元を打ち敵の右手を絵から放させ、即左手で右小手を逆に捕り、鉄扇で左拳を打ち刀を落とさせ、左に切って投げ(俗称・小手返し)、眉間にトドメの打ちを入れて極める技法で構成されている。・三、四本目の方は入身と太刀打落としの技で構成され、柔術技法を駆使し鉄扇を用いての「無刀捕り」技法を身に付けるための型である。<P198-P199参照>----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
納期について ご注文後 5日から6日間の製作期間をいただきます。